2010-01-01から1年間の記事一覧

今年1年有難うございました

大晦日になりました。今年1年を振り返り、夫婦ともに一時の病が解消して健康を回復でき、またそれぞれに適した知的余生を送れたことに感謝の念を抱きました。 non704さんとそのサロンの皆様には私ども夫婦が大変お世話になり、まことに有難うございました。…

知的余生を生きられる幸せ

傘寿を過ぎてからは1年1年が余生ですが、今年も知的余生を過ごせて幸せでした。出版されたばかりの渡辺昇一著「知的余生の方法」新潮新書刊を読んで、共感した記述を記しておきます。 ・論語に「これを知る者はこれを好む者にしかず。これを好む者はこれを…

真央さん 復活!

浅田真央さん SPで三回転転半を跳び、首位に返り咲いた。待ちに待った笑顔が見れました。インターネットで何回も見ました。 彼女の復活は第二のはやぶさ現象とも感じられます。日本の素晴らしい花が長続きするよう祈るばかりです。

思いがけないクリスマスコンサート

母べえが友人と出かける予定のクリスマスコンサートに、友人が風邪をひいたためお鉢がまわってきて、思いもよらずクリスマスコンサートに出かけることになりました。 亡二女の芸大時代の先輩が指揮者という縁で母べえが切符を購入した歌中心の演奏会です。 …

奈良のお寺を反芻しています

『手を打てば はいと答える 鳥逃げる 鯉は集まる 猿沢の池』(薬師寺の法話より)法相宗(唯識宗・慈恩宗)の特徴は阿頼耶識[あらやしき]、末那識[まなしき]という深層意識を心の奥にあるということを認めているところにあります。(薬師寺のホームページ…

ひょうたんから駒でフィットネスクラブ通い

9月下旬の奈良旅行の無理が祟って腰痛が発症し、3か月弱の整形外科通いで無事健康を回復しましたが、最近はほとんど毎夕母べえと一緒に近くのフィットネスクラブに通って、筋トレのまねごと水中歩行を15分程度づづ行い風呂に入って帰る生活を続けています。 …

腰痛で体験したこと

奈良旅行中に発症した腰痛から約2カ月経ちました。ようやく平常の生活ができるようになり、あらためて健康の有難さを痛感する毎日です。この2カ月の間に体験したことを記録しておきます。●通院する町医者や総合病院の治療法に疑問を抱いたら、すみやかに専門…

同窓会旅行

学生時代第二外国語教室で知り合った3人は生涯の友になりました。定年後八戸に住むK君が東京に来るたびに、東京に住むS君と私の3人で語り合いを続けています。その時は22歳ごろの感覚に戻れます。このたびは我々東京組が八戸へ出かけ、K君の案内で古牧温泉…

奈良旅行(3)

<平城宮跡> 広大な跡地で、朱雀門からはるか真北800mに大極殿が見えました。高齢者や障害者優先のハートフルカートに乗って新築の第一次大極殿へ。大極殿は当時天皇の即位式や外国使節との謁見など、国のもっとも重要な儀式のために使われていました。…

奈良旅行(2)

<興福寺> 興福寺は藤原氏の氏寺と同時に国家が保護する官寺であった。聖武天皇の妃で藤原不比等の娘の光明皇后は、五重塔建設のほかに、釈迦如来像、阿修羅像で有名な八部衆など諸像の造立を発願された。光明皇后は、また在俗の修行者維摩詰と諸菩薩の交わ…

奈良旅行(1)

3年ぶりに2度目の奈良旅行に出かけました。奈良時代に仏教を導入した偉人たちの生きざまと、遺された遺産にあらためて感銘するばかりです。 <唐招提寺> 開祖鑑真は、勅命を帯びた遺唐使の懇請と自身が抱いた仏教東漸の理念のもとに、5回の渡海失敗を乗り越…

音楽夢紀行でヨーロッパ旅行の気分を味わう

老齢で長時間の飛行機旅行が困難となり、ヨーロッパ旅行ができないことが残念でなりませんでした。 たまたまテレビで「音楽夢紀行」の宣伝放映を見て、クラシックのポピュラーとヨーロッパ中心に2年間毎月1枚配給するという内容に魅せられ、申し込みました…

功利主義の考え方から脱却するヒント(2)

「無功徳の布施」というキーワードで検索したところ、「つらつらなる日暮らし」というある曹洞宗寺院副住職のブログに出会いました。●「無功徳」は、よほど心得て使用しなければいけない言葉だろう・たとえばお寺に梵鐘を寄付していただいたとしよう。そして…

功利主義の考え方から脱却するヒント

青年時代から抱い疑問「世のため人のために尽くすという行為は、人間の本音では不可能であり、建前としての一種の偽善に過ぎないのではないか」の解決に、ヒントとなる書物に出会いました。玄侑宗久著「無功徳」海竜社刊です。感銘した部分を抜き書きします…

軽井沢一泊旅行

内視鏡検査がシロとなって早速月一回の一泊旅行再開です。毎日蒸し暑いので避暑地の軽井沢を計画しました。母べえの鳥撮りを考慮しなけければならないため、中軽井沢の野鳥の森公園に隣接したホテルに宿泊しました。鳥の収穫は少なかったですが、珍鳥が撮れ…

大腸がんの疑いがめでたく晴れました

5月末に症状が現れ、6月1日にかかりつけ医で診断して二次病院を紹介され、6月21日に内視鏡検査を受けました。 本日結果が判明しました。大腸がんの疑いは消え、虚血性の一過性型大腸炎という診断で、細菌検査もシロであり、その後の治療は不要とのことでし…

日光・中禅寺湖周辺一泊旅行

遠出ができないので毎月一泊旅行をすることを決め、今回は日光・中禅寺湖周辺にしました。日光は若いころ何回か訪れたはずなのに記憶がないので、もう一回出かける気になりました。 鳥撮りに偏向している母べえとの旅行では鳥を探す時間が必要なので、観光ス…

伊香保温泉と榛名湖一泊旅行

車で行ける近隣旅行しかできなくなったので、出来るうちにせっせと出かけようと今月は伊香保温泉と榛名湖へ出かけました。 福一という旅館に泊まり、露天風呂から山林の上に浮かんだおぼろ三カ月を眺めた景色はまさに絶景の趣でした。翌朝、石段街頂上の伊香…

1年ぶりの三輪の里

4月11日に母べえと1年ぶりに三輪の里へ出かけました。何回見ても心の休まる風景 です。 地主さんの家の前で朝採りのタケノコを売っていましたので買い、売り手の奥さんと 話をしたら、分家の嫁だそうで、売っていた場所の家が本家で、周囲にはたくさんの 分…

考え方の癖を変えることで心が平安になれる

心安らかに充実して生きるための学びを毎週1回岡野塾で学んでおります。 1年前に学んだ同じテーマを新たに学び直し始めていますが、昨年学んだときには頭に残らなかった先生の言葉の内容が、今回は翌日の複習によって鮮明に印象に残ることを体験しています。…

毎年おなじみの桜 今年も満開です

自宅裏の遊歩道に桜が満開になると毎年大勢の人が鑑賞にきますが、今年も満開です。昨日の風で一部が散り始めましたが、まだ容姿端麗です。 この風景をはじめて眺めたのは17年前でした。以来毎年歩きながら鑑賞してきましたが、余命が少なくなっても、まだ歩…

湯河原温泉一泊旅行

母べえが整形外科に通い出して、当面国内旅行も車で2時間程度の近場しか行けないことになり、湯河原温泉に出かけました。 湯河原は温泉が主目的で見物できるところは万葉公園と梅林の2カ所しかありません。それでも季節終了間際の梅林は大勢の人が集まって…

一流と二流の違いとは

前楽天監督の野村克也著「エースの品格 一流と二流の違い」小学館刊から、感銘した箇所を抜き書きします。●人間社会において天才型は一握り、大半は努力型が占める ・どのように努力すればいいのかわからない選手が多い。それでもレギュラーになっていく選手…

高橋大輔君の銅メダル

今日の毎日新聞夕刊で、夕刊編集長の近藤勝重氏が書いた「転んでもただでは起きぬ人」に感銘しました。 ●男子フィギュアの高橋大輔選手の銅メダルは金以上だと僕には思えた。「失敗した後のリカバリーの練習をしていたので、これ(転倒)をすぐ忘れて次のジ…

真央さんの涙(2)

今日の日経新聞の夕刊のスポーツ欄で、編集委員の武智孝徳氏が書いた「浅田が見せた涙の資格」という記事に感銘し、またいろいろと考えさせられました。 ●一時期五輪に出場する選手に、「思いっきり楽しみたい」という言い回しがはやった。・・・自己満足の…

真央さんの涙

淺田真央さんの挑戦が終わりました。フリーの2つのトリプルアクセルが成功し滑らかに演技が続き大丈夫とは思いましたが、いつもの気品に満ちたオーラが感じられず、難しい演技が終わる後半に小さいながら2つのミスが出てしまい、直前に滑った1位のキムョ…

キューブラー・ロスと死の受容をめぐって

●キューブラー・ロス博士の著作「死ぬ瞬間と死後の生」を読み、彼女の感動的な生き様を伝える2冊の伝記も読んで、死を安らかに受容するための条件について理解したポイントを次の所感にまとめて、自分なりに納得していました。 ・やり残した仕事を発見し、…

キューブラー・ロス博士の名言(3)

ロス博士の名言の紹介を続けます。●悲しみや怒りや嫉妬などのマイナス感情を内面に貯めこんでいることだけが、やり残した仕事をつくるのではありません。いい経験をひとと分かち合わなかったというのも、やり残した仕事になります。どなたにも、自分にとって…

キューブラー・ロス博士の名言(2)

「死ぬ瞬間と死後の生」中公文庫刊より、ロス博士の講演内容(生と死に関する名言)のポイントを紹介します。●(言葉によらない象徴言語を習得したロス博士は)家庭を訪問すれば、家族や患者が自分の「やり残した仕事」は何なのか探り当てる手助けすることが…

故キューブラー・ロス博士の名言

昨日、今月から始まった岡野守也先生の「生と死を考える」の講座へ出かけましたが、参考文献としてキューブラー・ロス博士のたくさんの著書の紹介がありました。 早速その中の2冊をアマゾンに発注しましたが、書物が到着するまでの時間が待ち切れず、インタ…