同窓会旅行

学生時代第二外国語教室で知り合った3人は生涯の友になりました。定年後八戸に住むK君が東京に来るたびに、東京に住むS君と私の3人で語り合いを続けています。その時は22歳ごろの感覚に戻れます。このたびは我々東京組が八戸へ出かけ、K君の案内で古牧温泉の祭魚洞公園を見学、S君は渋沢榮一氏が創業した銀行に勤務したし、小生は渋沢榮一氏の論語講義に感銘していましたので、論語と算盤を両立させてまともな時代の日本資本主義を発展させた遺風を偲んで散策しました。


部屋から海が見えるシーガルビューホテルに一泊しました。翌朝部屋から撮った海岸風景です。癒されますね。


前日夕食を楽しんでいたところ、突然2人の和装夫人が現れ日本舞踊を踊られたのにはびっくりしました。なんとk君の奥様と泉流日本舞踊師範の I様でした。k君のご子息が I様の娘御様と結婚されたご縁です。地方に生活しているK君一族の生きざまは、東京に住む我々の予想を超えます。 I様の娘御は日本舞踊の世界で各地で公演されているようです。


k君はなんと150坪の土地を借りて畠を耕していました。マンションの専用庭の世話は家内に一切任せきりの小生とは大違い、地方の生活に溶け込んだK君の生きざまにあらためて脱帽。おれの方はこころを耕しているんだよと言っておきました(^_-)。


海岸沿いの海鮮料理でゆっくりくつろいで、新鮮な魚を堪能しました。料理店のおばあさんが海岸で手をあげるとカモメがたくさん集まってきました。こんな風景は都会では見れませんね。


新幹線の中では、S君から腰痛に関するうんちくを聴き、腰痛新参者としては大いに参考になりました。各々生きざまは異なっていますが、真摯な青春を共有した3人の語り合いは今後も続けたいものです。