高橋大輔君の銅メダル

今日の毎日新聞夕刊で、夕刊編集長の近藤勝重氏が書いた「転んでもただでは起きぬ人」に感銘しました。
●男子フィギュアの高橋大輔選手の銅メダルは金以上だと僕には思えた。「失敗した後のリカバリーの練習をしていたので、これ(転倒)をすぐ忘れて次のジャンプのことを考えた(高橋)。
●高橋選手の4回転の失敗は覚悟してのもので、想定内にあった。同じ失敗でも想定外と想定内の違いは大きい。想定していたからこそ、転倒にもかかわらず難なく立ち直れたのだ。

<所感>
浅田真央論に続き高橋大輔論を書きます。彼等の姿から一流の条件が浮かんできます。
・一流は無理、二流のAなら上出来だとの思いで人生を歩んできた体力三流の凡人の身でありながら、一流に対するあこがれの気持ちだけは見果てぬ夢として残り、せめて一流の条件を知的に整理して、一流にはなれなかったという老後の心残りを静めたいと思っています。
・インターネット検索で、名言の窓というサイトから「二流は条件に左右される、一流は条件に左右されない、超一流は条件を利用する」という言葉を発見しました。