奈良旅行(1)

3年ぶりに2度目の奈良旅行に出かけました。奈良時代に仏教を導入した偉人たちの生きざまと、遺された遺産にあらためて感銘するばかりです。
唐招提寺
開祖鑑真は、勅命を帯びた遺唐使の懇請と自身が抱いた仏教東漸の理念のもとに、5回の渡海失敗を乗り越えて来日し、東大寺で5年間の受戒伝律指導の後、自由な受戒と戒律修学を行うための私寺として、唐招提寺を建立した。(その強靭な生きざまに感嘆します)。
金堂

舎利殿

薬師寺
国宝の東塔、東院堂、薬師三尊像、聖観音像は何回見ても見飽きない美しさと森厳さを感じます。白鳳・天平文化を築いた先人の生きざま(高貴な精神と技術)に脱帽です。
創建当時の姿を残す東塔(三重の塔)

薬師三尊を祀る新金堂(住職高田好院胤発願の写教納経目標百万巻を大幅に超過し、昭和51年完成)