禅語を楽しむ

 玄侑宗久さんの「禅語遊心」を読んでいます。
●「山花開いて錦に似たり、澗水湛えて藍の如し」。
 どの花も美しいと称えるその態度によって、この禅語のなかでは通常の好き嫌いする自己は解体している。
 
 せっかくの春、価値判断も好き嫌いもなくして身近の景色を味わおうと思います。