100歳超えてなお抱えきれない夢 日野原重明さんの毎日新聞記事

8月15日毎日新聞夕刊に、日野原重明さんの「100歳を超えてなお抱えきれない夢」という記事がありました。日野原さんの著書は15年ほど前から何冊か読んで、その言行一致の果敢な生き様に感服しておりました。「新老人は今までやったことがないことに挑戦せよ」というメッセージに、今でも感銘しております。最近の著書は読んでいませんが、ますますお元気なご様子にこころが揺さぶられました。
<以下ポイント部分引用>
・5月に「十代のきみたちえへぜひ読んでほしい憲法の本」を出版した。「いのちの大切さを忘れ、お金もうけばかりに気を取られていると、憲法を変えよえうとする人たちに、いのちを守らない憲法をつくられてしまうかもしれません」
・「人間は過ちを犯します。過ちを許す心が大切です。戦争は許す心とは逆の事態。今は許す心が失われているように思えてしかたありませんね。
・物書き、音楽家、そして医師という顔。共通するのは、命を守り、その大切さを説く伝道師であることだ。
・病院には毎日足を運び緩和ケア病棟で回診をこなす。聖路加看護大学では「ナースのための高級診察術」の全16回の連続講義。聖路加看護大学は4月聖路加国際大学に名称変更し、医学部創設の構想を描く。
・「日が沈むころ、夕焼けがあるように、僕はまだ燃えています。医学部をつくりたい、音楽をやりたいと、僕にはまだまだ夢がある。夢があると人は強いよ」。

<所感>
・難病が発症し身体が弱った時期にこの記事を読んでも、もう私には関係ないやと感銘しなかったと思います。名医に出会ったおかげで、血液学的寛解に到達し、年単位とはいえ冒された臓器も回復する見込みがあり、名医は笑いながら「この病気では死なないが他の病気で死ぬかもよ」と言われました。
・日野原さんの生き方を横綱とすれば、私の生き方は幕下レベルでしょうが、精神的に土俵で相撲を取る意欲が回復し、この記事に感銘できたことに感謝しています。取り敢えず90歳まで今学んでいることを深めていきたいと思いました。
孫から誕生日に90歳目指して頑張ってねとのメールを貰いました。