病気と情報収集・判断・決断

定期の治療入院を終えて小生のほうは順調に治療が進んでいます。定期の治療入院を3年間順調に終えることができれば(あと半年です)、その後は治療スタイルや日常生活も今より良い方向に改善できそうです。

ところが、母べえの膝痛のほうで、遠方の医師に通うのが苦痛となり、知人の勧めで近所の新しいクリニックに出かけたところ、変形性膝関節症ではなく膝骨の壊死ということが判明しました。

治療方針を変えねばなりません。新しい医師から骨が壊死しているものの壊死部分が小さいので、部分的な手術(人工関節に置換え)が必要と言わました。

それからインターネット検索を始めました。膝骨の壊死というキーワードで検索すると、たくさんの病院の情報があり、片っ端から印刷して読み込んでいくうち、手術体系がわかりやすい情報に出会いました。

代表的膝関節疾患の手術法という表題で、手術難度の高い順番に手術法が列挙されている情報です。
1)人工膝関節全置換術(TKA) 2)片側人工膝関節置換術(UKA) 3)軟骨形成術、4)高位脛骨骨切り術(HTO)。

人工関節置換手術の後遺症については、治癒しても座ることが困難になる。また万一のリスクとして感染症に罹れば、折角入れた人工関節を取り外しその後大きな障害になる危険があります。

別の病院で、高位脛骨骨切り術でも膝骨壊死に対応できるという魅力的な情報がありました。さらに別の病院では新しい技術として軟骨形成術という手術法があると紹介していました。

こうした情報収集の結果自ずと判断力がついて、まず高位脛骨骨切り術を勧める病院に行くことを決めることができました。もしだめなら次に軟骨形成術の病院へ、そこでもダメなら片側人工膝関節置換術をするという方針です。

インターネットがない時代だと病院によって情報が異なりまごまごすることになるので、今の時代はありがたいです。