平穏な日々のさざ波

しばらくブログをお休みしてしまいました。

●近況

・先月難病治療の当面の着地点=血液学的寛解に到達したことを先生から告げられ、大喜びしました。
この後は血液学的寛解を維持する治療を続けながら年単位で患部の自然改善を待つことになります。但し免疫力が低下しているので繁華街や夜間の外出は鬼門です(肺炎に罹る確率が高い)。

・お蔭様で平穏な日々を続けることができるようで、有難いことです。私個人はこうして平穏な日々を続けられる幸せを実感していますが、とりまく周囲には将来の危機を感じさせるさざ波が到達しています。

・年齢の割に元気に鳥撮りに駆けずり回っていた母べえが、膝が痛いと訴え専門医院通いを始めました。どうやらすぐには治らないようです。先生は時間はかかるが治りますとのお話なので安心しましたが、将来歩けなくなったらどうなるかを考えさせられる事件です。具体的な対策を考えねばなりません。

・社会の動きをみると、福島原発の汚染水問題が危機的な様相を見せております。現在は日常生活にほとんど影響はありませんが、いずれ影響が出ると思われます。何か崩壊の危機が目の前に現れ始めた昭和19年後半の日々(6月サイパン陥落、11月B291機東京飛来)を思い出す事態です。


●感銘した明るいニュース(8月23日毎日新聞イチロー会見「脱クール」・・・4000安打のため8000回以上凡打と向き合った

・「いい結果を生んできた誇れる自分はいない。4000安打を打つためには8000回以上も(凡打で)悔しい思いをした。それと向き合ってきた。誇れるとしたらそこではないか」

イチロー外野手は何事にも貪欲だと見えた。「いえいえ」と笑って「僕はいっぱい満足している。ものすごく小さなことでも満足するし、達成感もある。それを重ねないとダメ。それを感じて次が生まれてくる。嬉しかったら喜べばいい」どことなく閉塞感が漂う現代。元気づけるためのイチロー外野手の伝言に聞こえた。

・「小さな達成感の積み重ね!」いい言葉ですね。