福島第一原発汚染水問題に恐怖を感じる

福島第一原発汚染水問題が大変な様子になっているようですが、YouTubeで検索したところ、8月1日テレビ朝日放映のそもそも総研がとてもわかりやすく、はじめて事態の内容が理解できました。

表題は「小出裕章:高濃度汚染水漏れについて:遮水壁=地下ダム」です。画面の右上に
本で言えば小見出しに相当する言葉がわかりやすかったので、下記に記録しておきます。

▼大量の高濃度汚染水、事故後2年経っても放置

▼2年前から漏れ続けている、進まぬ汚染水処理 2年間対策講じず

▼2年前から指摘、汚染水防ぐ唯一の方法も後手に

▼汚染水遮水壁、東電の計画には問題点も

▼世界一の技術で汚染水を完全包囲、工期は二年(完成までは汚染水は海に流れてしまうので大問題)。
・もはやオールジャパンで取り組まないと危ない。


<所感>

福島第一原発の事故収束は決して終わっていない。対応を誤れば日本国内の広範囲に被害が発生する危険がある。国際的にも危険が及ぶ。

・野田政権時代に、冷温停止状態などといって事態が収束に向かっているようなイメージとなっているが、大きな誤りである。

・8月1日のテレビ朝日そもそも総研は必見の内容だと思います。まだの方はYouTubeで、
福島第一原発汚染水」と記入・クリックし、たくさんの目次の中から「小出裕章:高濃度汚染水漏れについて:遮水壁=地下ダム」を探してクリックすれば、見ることができます。

・東電が常に後手にまわり、政府もそれを追認しているような姿を見ると、太平洋戦争の
ミッドウェイ作戦失敗以後の日本の戦争指導の在り方と似ているように思われます。

・安倍政権が原発の輸出や再稼働に熱心な姿勢なのに不安を覚えます。それよりも、福島第一原発事故の収束に向けて強力な指導力を発揮してほしいと思います