明日から8回目の治療入院です

明日から8回目の治療入院です。この病気は開発された治療を1〜2年程度定期的に実施することによって、まず血液学的寛解(完治ではないものの血液の症状が消える状態)を目指します。

これが成功すると、雪が止んで今まで降り積もった根雪が溶け出すように、発症した患部の異常な部分が正常化していくようです。やがて病気全体が寛解して、通常の日常生活が送れるようになるのです。

こうした経過で仕事に復帰した方がおられるので、心強い限りです。この治療法はつい数年前に確立されたようですので、私は運が良かったと思います。

この病気の療養生活中は十分な睡眠と昼寝が不可欠なので、今のところ近距離といえども旅行ができません。元気な時代に各地に旅行した写真を眺めながら、記憶を反芻しております。

non先生のホームページで、メルボルン旅行中のペンギン観光の写真を拝見し、私ども夫婦も定年直後に同じところを訪れ、ホテルへの帰路で眺めた南十字星の素晴らしさを想いだし、あのころは若くて元気があったなーとつくづく今の老いを実感しています。

若さは二度と戻らない。今の老いの中で、生き甲斐のある日々を送るしかないとあらためて思います。