おひとり様でなくてよかった

7回目の治療入院を終えて帰宅しました。 今回はいつもと異なってやや広範囲に湿疹がでたり、心臓のあたりに違和感とチクリと軽く短い痛みらしきものが2回発生したため、心配しました。

しかし主治医の先生がしっかり診断、それぞれに明白な理由をあげて「心配しなくてよろしい。特に対策をとらずに様子をみましょう」と発言されました。結果、退院までに湿疹はすべて消え、心臓の違和感も消えまたチクリはその後まったく発生しませんでした。

退院直後はいつも2〜3日はややふらふらしますが、今回はそれに加えてやたらに眠くなり、よく寝ました。本日ようやく平常の状態に復帰しました。やれやれです。

帰宅後の日本食の食事が毎回おいしく、また家の居間でくつろいで母べえと談笑しているうちに、「おひとり様でなくてよかったなあ」という思いが湧いてきました。

これが母べえが病んだ場合や男やもめの立場であったら、えらいことだなと痛感しました。他方、母べえのほうも自分では苦手のことが結構存在して、私の機能なしでは生活が回らない状況もあります。夫婦もちつもたれつを何とか続けていきたいものです。
理想を言えば自立と連帯ですが、目下のところは依存と連帯の状況ですね(笑)。


オーべルジュという言葉を覚えました。郊外の宿泊つき美味レストランの意味でした。家庭画報8月号で、 愛媛県砥部の絶景を映したTOBEオーベルジュリゾートの写真に見とれました。
寿命がつきるまでに3泊旅行ができるよう回復できたらぜひ出かけていきたいです。この1〜2年では無理ですが、かなわぬ夢でもなさそうです(この難病の治療法が現在順調に進歩しています)。