浅田真央さんの不振克服プロセスに学ぶ

今朝起きて何気なくテレビを眺めていたら、浅田真央さん復活の理由についてコメントしていました。
「ジャンプ失敗の理由は助走にあった。順調な時期の映像を調べたら、当時の助走は壁に向かって直線に向かってからジャンプしていたのに、最近は壁に向かってやや湾曲カーブからジャンプしていたことを発見、その後壁に向かって直線に向かう練習を何回も何回も積み重ねた結果、再び昔のジャンプを取り戻すことができた」。
この放送を見て、失敗から這い上がる学びの姿勢と助走段階の重要性にあらためて感銘しました。
朝食後日経新聞を見ていたら、浅田選手は不振時期の助走の誤りをコーチに指摘されたのではなく、自ら発見し、そして自ら修正した助走から跳ぶタイミングを捉えなおしたという記事がありました。
一流の人物は年齢に関係なく人生の生き方を教えてくれます。
<教訓>
・不振のときは順調な時期のプロセスと比較することによって不振の原因を究明する。
・不振の原因が判明したら、修正に向けた努力を積み重ねる。
・ものごとを成功させるプロセスには、導入段階、展開段階、飛躍段階の三段階があり、それぞれの段階でやるべきことが異なるが、特に導入段階に誤りがあると成功は不可能である。