薬師寺東京別院の「もう一つの薬師寺展」

薬師寺は五反田に東京別院があり、「もう一つの薬師寺展」を拝観してきました。
いずれも重要文化財である木造の弥勒菩薩、地蔵菩薩、文殊菩薩が展示の中心仏像でした。
お坊さんの丁寧な解説やビデオにより、薬師寺の故事来歴と特徴がよくわかりました。
また薬師寺は葬式やお墓には関係せず、般若心経のお写経勧進運動、唯識などの教学の研究普及、生きている人のための一種の文化センターとして活動しているというお話がありました。
葬儀の単なる付属機関となってしまった多くのお寺と異なり、人のこころの救済と育成に本気で関わろうとする姿勢に感銘しました。
薬師寺パンフレットに掲載されている奈良の薬師寺の仏像、伽藍の写真集はすばらしいです。わずか800円でした。