姉が亡くなりました 悲しい

私の少年時代は身体が弱かったため、、姉は私にとっていわば「ととねーちゃん的な存在」した。地域の子供たちの遊びグループでは、番長的な姉の保護の下で楽しく遊んでいました。
姉への精神的依存が終わったのは、中学生になって柔道班に入り、その結果として、今までは負けていた冗談相撲で姉をそっと背負い投げで持ち上げた時でした。
戦争中3月10日の東京大空襲のあと、母が妹2人を連れて岐阜県の実家に縁故疎開をしたとき、東京に残った父と私の世話をしてくれたのは姉でした。おかげで中学4年生で海軍の軍需工場で働いた私がなんとか健康を維持できました。
姉は、戦中戦後は小学校の代用教員をしたり、ドレメに入学して洋裁を学んだりしていましたが、東芝関連の会社に入社し、そこで出会った義兄と結婚しました。夫婦仲睦まじく幸せだったと思いますが、義母が昔気質の方なのでずいぶん気を遣ったことと思います。
息子と娘を立派に育て、それぞれ孫2人に恵まれ、晩年は好きなお茶の先生をして幸せに過ごしていました。
どうか極楽浄土でお過ごしください。
合掌