すごい人 こころが温まる人

今日の毎日新聞夕刊(人生は夕方から楽しくなる欄)に大中(おおなか)恩さんの記事が載っていました。

こどものうた「さっちゃん」や「犬のおまわりさん」の作曲者という記事を読んでひとしきり長女が小1で次女が幼稚園時代の楽しかった状景を思い起こしました。
あのメロディーは今でもちゃんと覚えています。

大中さんは長く連れ添った先妻を介護し、看取ったのが73歳の時だ。3年後に一人住まいの家に電話が鳴って物語がはじる。・・・(年齢が離れており)迷う聖子さんの背中を押したのは、「今だったら君の力になってあげられる。でも今しかない。僕には今しかないんだ」。(物語の夕刊記事は切り抜いて保管します)。

そして今の奥様と80歳で再婚されました。そして今90歳です。お元気に合唱団を結成されており、30年40年と「メグ先生を」慕い、ともに歌い続ける人も多いという。

学徒出陣で入った海軍では、特攻隊に何度も志願したが選ばれなかった。国のために死ねないっことが悔しかった・・・。戦後も長く公に語ることもなかったそんな戦争体験も、今は優しい目のまま話してくれる。

<所感>
・記事を読みながら、すごい人だ、温かい人だ、こんな生き方が出来る人は少ない。いたく感激しました。