ご葬儀に参列して

海外旅行でご一緒し近所にお住まいのご縁で知人となったHさんが、急性のがんでお亡くなりになられ、そのご葬儀が昨日行われました。お若く見えましたが享年71歳でした。
Hさんはキリスト教の信者でした。お通いになっていた教会での長年お世話役の姿について、牧師さんから丁重なお言葉がありました。
賛美歌、聖書朗読、祈祷、式辞といった式次第や、参列されていた弔問者たちが醸し出す雰囲気に、今頃の日常から離れた敬虔な空気を感じながら、棺内のお姿に献花をすませ、奥様にご挨拶して帰宅しました。
死という厳粛な事実に向かい合うキリスト教の行事は未経験だったせいか、こころを揺さぶられました。うまく説明できませんが、仏式葬儀とはなにか違うもの・・・教会に通う信者たちに対するキリスト教のもつ力を感じました。
今の仏教に果たしてこのような力があるのだろうか?