青梅市の梅郷

梅の成長を阻害する「プラムポックスウイルス(PPV)」の感染木が確認され、被害の拡大防止と根絶のため、梅祭り終了後公園の梅を全て伐採するとの情報をみた母べえに誘われ、2回目の梅見に出かけました。
出発が遅かったせいで、月曜日だというのに駐車場はすべて満車、歩く人はやたらに多く、あきらめて近所の沢の井に移動。ここも定休日で閉鎖でしたが、裏の川辺の梅が撮れました。
帰り路に梅の公園をとおり、念のため入れる駐車場を探したところ運良く見つかり、梅の公園に向かうことが出来ました。公園までだいぶ歩き、その途中で「絶景あり」の立て札につられて、小高い丘の上のお寺目指して登りました。半病人の二人としてはびっくりの行状です。
上から眺めた梅林の絶景は素晴らしかったですが、梅林のある場所は逆光だったり、良い光景のところに墓地があったりで、写真はあまり芳しくありません。それでもみんな伐採されてしまう梅林なので記録しておきます。

我々二人は老いぼれて半病人なのになんとか外出して、風景を撮る生活が出来る幸せを過ごせることに感謝しながら家に帰りましたが、母べえがパソコンを開いてメールを見て驚きの声を上げました。

元気な頃にヨーロッパ旅行で親しくなり、ご近所にお住まいのHさんがお亡くなりになったのです。Hさんはその後もお元気に毎年ヨーロッパ旅行されていましたが、昨年にもう海外はやめますとのメールがありました。突然の訃報になんともいえない無常を覚えました。まだ60歳台の若さなのに。 合掌