スイスの景観とゆかりの曲に大きく感動

ユニバーサルミュージッククラブから音楽夢紀行が毎月送られてきます。初回のヨーロッパ各地編の景観と曲目には大きな感動を覚えました。しかし、
その後のドイツ・オーストリア・イタリア・ウイーン・スペインと編には、特に感動を覚えませんでした。こちらの感覚がマンネリになったのかなあと残念な気持ちでした。ところが、今月のスイス編を見て、久しぶりに初回のような感動を覚えました。

まずベルナ―・オーバーランド地方の美しさに目を見張りました。夕暮れのルツェルン湖畔、そして夜景の映像とルツェルン湖に差す月光のさざ波に揺られる小舟という詩人の印象から月光ソナタ命名された話を読み、月光の曲を聴きながら瞑想気分になりました。レマン湖ユングフラウ、グルイエール湖にも堪能しました。ラフマニノフバルトークの音楽(小生はこれら20世紀の音楽家は食わず嫌いでした)が耳に気持ち良く入りました。世界が広がった思いです。

レマン湖畔を歩き、バッテル研究所の講義に感動した40歳半ばの時代の気持ちを想い起こしました。身体は老衰しても精神は老化せずに日々を生きようと願う毎日です。