安心・安全・倫理が崩壊する日本を再生する長期的展望が欲しい
このブログでご縁が出来たlinhwa1さんの最近のブログ「慈悲の心の復元を」の内容に同感し、またその意見に触発されて、日ごろ学んでていることをまとめてみたので、ポイントを列挙します。

<linhwa1さんのブログから抜粋>
●最近の日本はもともとの良さを失い、殺伐として潤いの無い社会に成り下がってしまった。他者を思いやる余裕など無くなってしまうということなのでしょう。いったい何故こうなってしまったのか?いつからそうなってしまったのか?
●その根本原因は、戦後我が国が『宗教無き時代、日本の心を忘れた時代』に入ったためと考えています。そして、そういう時代のとどめを刺したのが、一周遅れでひたすら「新自由主義」を追求した小泉政権時代の5年半であったことは、間違いありません。
●即効薬は無く、時間をかけて国民一人一人が少しずつ「慈悲の心」を取り戻す努力をすることに尽きると信じていますが、その第一歩として、この場では、その気になれば誰でも出来る『無財の七施(しちせ)』を、改めて提唱したいと思います」。

<小生の意見・・日本再生長期行程の展望が欲しい>
無財の七施すら不十分な小生ではありますが、即効薬は無くても、日本再生の長期的行程について展望が欲しいと考えます。(長期の展望が無いと、五里霧中になって心理的に疲弊すると思います)。
そこで、今後次のような4つの枠組みに沿って、時間をかけて具体的な内容を構築していくつもりです。
 
   <小生の考える長期展望の第一次デッサン>
●1 政治・経済・社会的分野の改革
市場原理主義が支配するアメリカ型資本主義とは異なるヨーロッパ型資本主義(充実した福祉・環境保護・教育重視)の思想、政策、制度を参考にする。
②危機が増大する地球環境問題で先進的なスウェーデン政府の政策、制度を参考にする。
③仏教思想を政治・経済に適用した政策、制度を参考にする。

●2 各個人の行動分野の改革
①物欲充足中心のライフスタイルを見直し、現代化した仏教思想を参考にして少欲知足の人生を歩む。

●3 社会の文化的分野の改革
ニヒリズム・エゴイズム・快楽主義の世相を打破する文化活動を強める。
②学校教育を改革充実する(知育偏重改革、コスモロジー教育導入)

●4各個人の内面的分野の改革
①慈悲の心を養い、エゴイズムから自利利他の生き方へ誘導する。