今日の禅語

埜村要道さんというお坊さんの著書「やすらぎの禅語」を読んでいます。
●好事無きにしかず・・・
 人は好事に執着しがちである。逆に悪しきを嫌い沈んでしまう。
 禅者は好悪の分別を捨て、好事も悪しきこともあるがままに無心に受け止めていく。
●日々是好日・・・
 穏やかな日々だけが日々好日ではない。多くの人は無事を願う。しかし現実は願いどおりにはいかない。
 好日は願っても得られるものではなく、自らの生き方によって、主体的に時を作り、日々に好日を見出しえなければならない。
 この一日はかけがいのない一日であり、この一日を全身全霊で生きることが出来れば、まさに日々好日となるのである。


 難儀なときにも日々好日と思えるようになるヒントが、また見つかりました。(数日前にはブログ仲間とのお話から、恐怖を楽しむという心境が世の中に存在していることが分かり、大きなヒントをいただきました)。

 でも、現在続いている平穏無事な好日がなるべく長く続くよう願っています(^_^.)。好悪の分別はなかなか捨てられない凡夫です(-_-;)けども、いろいろなヒントを見つけながら心を育てようと思っています。 
 
 我が家の窓から